皆さんご存知の四国八十八札所めぐりも大変に長い道のりを歩かなくてはいけません、八十八ケ所の霊場は、弘法大師が開かれたものですが、霊跡全部が短期間にできたわけではなようです。大師の若い頃からの修行の集大成が八十八の霊場で、大師42才の頃の事跡が最も多いところから、弘仁6年(815年)に開かれたと伝えられています。
歩く総行程は1番札所~88番札所まで約1300kmといわれていますので全ての札所をまわるのは容易なことではないようです。
年間10~20万人のお遍路さんが四国を巡っていて、その大半は車やバスを利用しているそうですが、中に1000人程度の歩き遍路さんがいるそうです。すごいですねー、最近の歩き遍路さんの目的に、単に歩くことを目的とするもの、「自分探し」や「癒し」といった精神的なものも多くなってきているそうです。